循環型農業を目指し、安心な食をモットーに掲げた、鶏卵農場さまの鶏卵を使用しております。
ハーブ飼料を中心のため、卵黄が濃い黄色です。徹底した衛生管理のもと、雛からストレスフリーを念頭に育て、サルモネラなど様々な検査項目のもと、安心安全に配慮した環境で育った鶏の新鮮卵は、風味も香りもコクも素晴らしく、当店のスポンジケーキのお色、お味そのものです。スポンジ生地は、膨張剤を使用せず、卵そのものの力で膨らませます。
生地の色も卵の使用量を物語っています。こちらの卵に関しましても、100%で使用しており、外国産や低ランクのもの、卵加工素材や卵液などは不使用です。
全てのお菓子にこの発酵バターのみ100%で使用。バターよりも高価な発酵バターはコスト・技術面
で製造使用されにくいのですが、良質なお菓子にはかかせません。
当店はマーガリンや植物油脂などは使用せず、バターよりも高価で上質な発酵バターのみ全商品に
100%で使用。もちろん添加物の多いマーガリンや植物油脂等、混ぜ物はしていません。マーガリン等、低質の油はアメリカでも禁止されているトランス脂肪酸を含んでおります。こちらも、最近よく見かける表示方法で、発酵バターを少量使用しても、『発酵バター使用』という表示との差別化のため、こちらも100%と表示させて頂いております。
主に北海道産小麦8割とフランス産の小麦2割のオーダーブレンドです。
焼き上がりの香りとキレが良いのが特徴です。その他、お菓子によって国産有機小麦、全粒粉、
ライ麦、大麦粉、米粉など使用し、遺伝子組み換えの小麦は不使用です。常時、より美味しく上質な小麦を探しておりますが、全てのお菓子のお味が変わってしまう可能性がございますので、慎重にしております。また、既製品の冷凍パイ生地、タルト生地、キッシュ生地などは一切使用せず、全て一から手作りしております。
純生クリームとの相性なども重視して、自然農法・低農薬無農薬などを中心に、信州をメインとした全国のこだわり生産者さまから頂き、自家製無添加コンポートやピューレを作り、商品に使用しております。生産者さんのもとへ出向き、お話しや想いを教えて頂きます。
そして労いや感謝の気持ちを、商品へと表現し、微力ながらお客様へお伝えしております。同時に遺伝子組み換え、種無し、農薬、土、水…様々な問題を学ばせて頂いております。体に取りいれるものなので、自然なものを選び、お届けしたい。そして良いものを残したい。その想いは創業以来かわらず、この先も変わることはありません。
欧州の厳格な規格の上級クーベルチュールチョコレートを100%で使用しています。植物油脂
なども混物しておりません。カカオの含有量が多く、植物油脂などの混物はしないため、
口に残る油脂っぽさがなく、すぅーっとした口どけ、カカオの香り、濃厚な味で違いがわかります。ボンボンショコラやトリュフに関しても、当店のショコラティエが完全に手作りしており、手作りにこだわる理由は、品質・美味しさはもちろん、使用素材を明確にするためです。
既製品の出来上がったボンボンショコラに中身を詰めるだけなど、便利な既製品を使うほど工程は簡単でコストもかかりませんが、原材料のグレーゾーンが増えてきます。
グレードの低い油脂を使用しているものや、何種類の添加物が入っているかわからないもの…お客様にとっても、情報・品質なども不明瞭なものが多いのも現実です。
これらは、すべての流通しているものに言えることですが、これらはSAKURAが重要視している視点です。大手ではなく、厳選素材にこだわった小さい洋菓子店だからこそ可能な、ハイクオリティのチョコレートと自負しております。以下Wiki参照:成分において
「総カカオ固形分35%以上、カカオバター31%以上、無脂カカオ固形分2.5%以上、カカオバター以外の代用油脂は使用不可」という厳格な規定がある。国外ではこの規格に則っていないものはクーベルチュールとして認められないが、日本ではこの違いを理解せず、ただの「製菓用のチョコレート」という意味で用いられる場合もある。
当店が、まだ理想の素材になりきれない理由の一つがお砂糖です。北海道の甜菜糖や甜菜・さとうきび由来の原料糖・ブラウンシュガー・黒糖・有機アガベ・有機メープルシロップなど使い分けますが、使用する砂糖次第で、焼きムラや変色などが起きます。お客様のニーズ、理想に近づけるため、現在も企業努力を続けています。人工甘味料一切不使用。
良い土、空気、水、海…などを残すために取り組んでいる方々を応援する。それらが有機やオーガニ
ックなどの素材を選ぶ理由の一つだと思っております。もちろん大切な人達の体に入るということも大きな理由です。洋菓子だけには限定せず、食すということは、体に取りいれるということなので、自然なものを選び、お届けしたい。
その想いは創業以来かわらず、この先も変わることはありません。確かに食べられるだけで幸せです。しかし、食文化も時代と共に変わってきています。
「食」に関しても恵まれすぎているようで、貧しくなっているように感じることもあります。何世代も後の人や地球や生物のことを考えてみると、たいへん申し訳なく思うことすらあります。消費者が、残していきたい物を考え、選ぶという行為は時代を変えていけると思っております。そのために、微力ながらもSAKURAは考え、学び、選びます。